朝日出ズル処、花咲キ誇ル…

清水の舞台から飛び降りる...

その時は突如として訪れた！

LED系のライトも増えてきて、キャンプの灯りは十分と思ってたところに舞い込んだランタン入荷のお知らせ！

一晩悩んで、早朝ポチっ。

GWキャンプに間に合いました♫

コールマンの安定感ある見た目とも、ペトロマックスの豪快な見た目とも一線を画す、まさに英国紳士なランタン！

う～ん、カッコイイ♫

実は購入元ファロスさんのサイトでは、BLUEと表記があり、画像も鮮やかな青だったんです。

手元に到着した時に？？？

なんか思ってた色と違う(^^;

そして箱には「BLUE」ではなく「IN」（＝INDIGOの略）の表記が...

後日ファロスさんから、

「今扱っている青はインディゴブルーであること。鮮やかな青は現在製造していないこと。」

丁寧な回答がありました。

結果オーライ！

これまで見たことのない"藍色"ヴェイパをGWデビューさせてきました。

このヴェイパラックスM320、

よくヤフオクでは見かけますが、大抵がヴィンテージものなんですね。

どうやら2011年から拠点を韓国に移してKOREAN MADEとして製造を続けているようです。

純英国産にこだわる人がいるのもその所以ですね。

左から、

ペトロマックス HK500（かつを所持）

ヴェイパラックス M320 レッド（韓国産、アッコちゃん所持）

ヴェイパラックス M320 インディゴ（韓国産、かつを所持）

ヴェイパラックス M320 アーミーグリーン（英国産、ゆらパパさん所持）

見事な灯油ランタンの整列！

早速試運転～

①タンクに灯油を7～8分目まで投入にする。

②燃料注ぎ口の圧力調整ネジを左回転で緩ませ圧が入らないようにする。

③ヴァポライザー下部にあるバルブを左に目一杯回転（解放）させる。

④チムニー（ホヤ）の内側にある余熱皿に燃料用アルコールをなみなみと注ぎ入れ、着火する。この時余熱カップ下の突起をつまんで、バルブの上に乗っけるのが正しい使い方かな？

⑤ヴァポライザーが温まって、燃料用アルコールが残り少なくなってきたところで、燃料注ぎ口の圧力調整ネジを右回転にしっかり締めて、バルブを右いっぱいに回転させる。

⑦バルブを左いっぱいに回転させ解放する。（この時炎上せずマントルが明るくなったら成功☆）

⑧追加のポンピングを30回したら◎

⑨照度が落ちてきたり、不安定になってきたら、ポンピングを追加するか、バルブを右・左に回転させて詰まりを除去する。

ちょっと出し過ぎ感ありますけど(^^;

炎上の心配もほとんどなかったのでテーブルランタンとしても重宝しますね☆

以下、4回ほど使った所感を...

・何よりその佇まい！真鍮製の各パーツの重厚感たるや他のランタンの追随を許さない。

・明るさの割に燃焼音がものすごい静か。（ペトロ＞コールマン＞ヴェイパ）

・ポンピングの回数がコールマンの白ガスランタンの約半分で済む。

・クオリティー重視の少量生産。1台1台ハンドメイドのため出数が少なく貴重。

・燃料＝灯油の省燃費は◎

・ペトロ＝じゃじゃ馬の分、猛烈な明るさ⇔ヴェイパ＝英国紳士のような穏やかさで全てが上品。

・マントルがかなり長持ちしそう。（ペトロは2回に1回交換？）

・灯油切れ・圧不足でも静かに消えてくれる。（ペトロはマントル黒黒助で終了...）（もちろん圧不足で燃焼を続けることはできれば避けたいところ）

・ヴァポライザーの耐用時間は100時間とのこと。（この点はやはりコールマンの白ガスランタンに軍配）

・予備パーツが手に入らない時がある＆そのお値段が馬鹿にならない。(>_<)

あんまり嬉しかったもんで、久しぶりのギアレポ。

コールマン白ガスランタン→ペトロマックス灯油ランタン→LEDで十分(^^;と遍歴してきましたが、英国紳士にたどり着いたおかげで灯りの分野はこれで一件落着！？

余談...

非常に高価なヴェイパラックスM320、それでもなお人を惹きつける魅力は、その佇まい・使いやすさだけでなく、他のランタンにないカラーバリエーションの豊富さにあるのでは？

ファロスストアで現在販売されている韓国産のレッド・インディゴのほかにも、クリーム（白）・ブルー・ブラスなどのラインナップがあったようです。ヤフオク等で英国産を探せば、アーミーグリーン・シルバーなども存在しますね。

ただ残念ながら、噂ではこのようなカラーものはいずれ製造終了するとの話もあるようです。

かくいう自分も"わずかながら入荷"の言葉に踊らされてポチっちゃいましたけど(^^;

まだ在庫はあるようです。

一緒にダイブしませんか？w

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おしまい